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『発酵』がブームっぽいですね。
・・・って漫才のツカミみたいな始まりですが。 今、手に取ってる『うたかま』季刊雑誌 コレの特集も発酵ものでした。 まぁ、発行元の農文協はこーゆーネタは どんだけでも集めて持ってるところ。 パラパラめくりながら 塩麹っての、こんなふうに使うんだ。へえ〜なんて言いながら見てます。 もともと発酵モノは好きなんですよ。 微生物が手を貸してくれて味を作ってくってところは 夜中に出てきた小人がせっせと靴を作ったりしてる感じがして わくわくするし 醤油、味噌、酒、酢やみりん 仕込んで寝かして時間が創る味って魅力あります。 我が家ではしょっちゅうですが 仕込んでからうっかり忘れて 気がつくと 発酵が進んで酸っぱくなったりするとこも好きです。 ヨーグルトも酸っぱい方が好き。 キムチにいたっては 豚バラと炒めるのを夢見て わざと温かいとこに出して発酵促進させちゃいます、よく。 こんなワタシですが 我が家には糠床が居りません。 度重なる“糠床死んじゃった事件”の末、ここ10年は全く興味が無くなって。 『沼地のある森を抜けて』を 読んでる最中はちょっとその気になりかけましたが やっぱ、執着持てそうにないので止めました。 自家パン酵母も同じく ずいぶん昔に死なせてしまってから パンはもっぱら買って食べてます。 おいしいパンを作ってるパン屋さんが増えてきて 満足してますっ(負け惜しみ)。 ・・・で、我が家にある発酵モノはなんじゃろうかと見回すと 寝床下の納戸に居るのが キムチ(友人作)とザワークラウト(キャベツの塩漬けね) あとはきゅうりピクルス。 タンドリーチキンも発酵モノ? これはもうすぐ お待ちかねの1Wものになります。 あっ、友人から貰った柿の漬け床がまだ生き残ってる。 大根を漬けたままだっ。やばい。 あと、味噌。 味噌の仕込みはもうすぐね。 味噌に限らず この冬の季節、かなりの頻度で使うのが麹で。 今朝、甘酒がもう無くなったことに気付き 次をこしらえようと 鏡開きからずっと ヒヤカシてあったお鏡のお餅の砕いたのを使って仕込みました。 仕込むったって まったくたいした事はナイのです。 お餅をおかゆにして 麹と混ぜて保温中ってだけ。 今日使ったお餅はお鏡の赤い方 年の瀬に友人達とこしらえたお餅も コレが最後。 食紅はひかえた赤餅だけど さっきのかき混ぜるのに覗いたら ほんのり赤みが残ってました。 可愛い甘酒になりそう。 今晩はまた冷え込むようですね。 外はさっきから吹雪いて来ました。 今晩は生姜をこれでもかっ!てくらい入れて いただきますか。 フーフー言いながら。
【DIVA-ディーバ】ジャン・ジャック・ベネックス監督作
パンフレットの発行日は 昭和58年11月23日。 でも高校生の頃に観たとは思えないし リバイバル上映を何処で観たんだろう。 京都に住んでた二十歳頃かな。 それとも 金沢に戻って来てからかな。 映画館の古びたシートに座って観ている記憶だけはあるけれど いつどこで観たのか 見事に忘れてしまっている。 ここ金沢も シネコンが郊外に出来て 香林坊裏の映画街に並んでいた 大小の映画館たちははすっかり無くなり 今はそこら一帯、駐車場になっている。 映画館のシートのかわりにたくさんの車が並ぶ。 スクリーンはない。 湿っぽくなっちやうね。 無くなったモノを知ってるってだけで。 話は戻りまして この《ディーバ》 これまで市場に出てたものは高価過ぎて 手に入れるのは分不相応でして レンタルショップにお世話になってました。 リマスター版が出て とうとう やっと 手元に置く事が出来たわけです。 嬉しかったですね。 ![]() なかなかタイミングが合わず 年をまたいでしまって 先日やっと封を切りました。 ワタシ以外は イヌとネコだけっていう平日の午後 コーヒーとチョコレートを傍において 《ディーバ》とご対面。 久々の逢瀬、ドキドキしました。 どのシーンも もう覚えちゃう程にくりかえし観てきたこの映画。 シンシアのコンサートに向かうジュールの唇の薄い横顔 彼の乗るモビレットのカーマスコットのアップ 画面に映し出されるオープニングのテロップあたりから もう胸がざわざわし始め 古風なオペラの劇場のステージの中央に歩み出るシンシア・ホーキンス 静寂の空間に彼女の「ラ・ワリー」歌声が流れ始めると じんわりと涙腺が決壊したのは 客席に座るジュールより早かったなぁ。 ジュールがシンシアの歌声に抱いてる感情を“恋”と言うなら ワタシのコレも“恋”ですかね。 ![]()
年初めにシネモンドでの『ノーウェアボーイ』からスタートした
ワタシの【映画館に行こう 2011】も 間もなく終わろうとしています。 20本には届かなかったな。 3.11以降減速したのは仕方も無く それでもかなりマメに出かけたと思います。 映画後の美味しいビールのおかげか。 そんなこんなで 今年最後の『映画館に行こう』は やはりシネモンドでした。 『アザーガイズ』と『エンディングノート』 どっちにしようか迷ったけど 『エンディングノート』にしました。 『エンディングノート」 撮影/編集/監督・砂田麻美 製作/プロデューサー・是枝裕和 “段取り命”で高度経済成長を駆け抜けた熱血サラリーマン、砂田知昭。享年69才。 会社を引退して2年後、人生を謳歌しようとした矢先に末期胃がん発見。 告知後彼が取り組んだのは“自らの死の段取り”のエンディングノートの作成。 それは人生最大の一大プロジェクトとなったのでした。 彼の娘、砂田麻美。 モンダイあり次女がどこにでもある家族の中に流れる 最後の特別な時間をカメラでとらえる。〈・・・シネモンドCINEMA GUIDOより抜粋〉 ・・・こーゆー映画。 なんでコッチにしたのかな、ワタシ。
ワタシ、もうすぐ46才。
余命・・・宣告されてません。 今のところ。 結構ゴキゲンに日々生きてますが そんな“普通”の中に 濃淡があるようなないような 常に漂っている黒い筋があります。 気を抜くと 他のキレイな気持ちに染みてくるような イヤな色 イヤな臭いの気持ち 吐き気なのか 嗚咽なのか分かんない 腹の中に溜まってる気持ちがあります。 ・・・父に対する気持ちです。 自分でも もう 扱いきれない程に膨らんでしまって 冷えた ささくれた想いが苦しくて 最近では 目を合わせて話す事さえ、ままなりません。 そればかりか ココロの修復も随分前にあきらめていましたから 同じ屋根の下に居ながら ただ空いた穴をぼんやり眺めていました。 父を見送るその時を想像して 父の亡骸を 無表情で見下ろす自分の姿が だんだんとくっきりしてくる気がしていました。 そんな想像を抱きながら 一緒に暮らしていることが たまらなく嫌で でも 自分を嫌だと思う事にも慣れ始めてもいました。 でも 救いだったのは 「嫌だ」って気持ちって どんなに大きくなっても 異物のままなのね。 ・・・助かった。 しかし、 超自己チューなワタシ 映画を観ただけで 色んな事を一気に改心したわけではありません。 改心というよりは 考えなきゃと思ったわけです。 ワタシ自身の余命について。 「余命」ってヘンかな。 でも 分かんないのよね。 2011.3.11だって 普通に陽が登って始まったんだしね。 でも映画観ながら思ったわけです。 このままじゃ 自分は終われないよなって。 そんなこと考えながら 109ビルを出て 古いセメントの階段上がって友人の店へ。 雪が降ってるのに開いていました。 ドアを開けるといつものように 「おっ。」と言う声。 他に誰も客の居ないので 勢い良くコートやらを脱いで まるで 風呂に入りに来たようだと笑えました。 「何飲む?」 「へへ、ビールいただ《け》ます」 「お腹すいた。タンドリーチキン、ある?」 「あるよ」 彼とはもう20年来の付き合いです。 私ら夫婦の婚姻届にハンコを押したりと ワタシの、何かしら節目に 彼は縁があるのでしょう。 鶏肉ほおばりながら 父への想い 自分の生い立ちへの想い 死んだ母への想い 姉弟への想いを喋ってました。 ワタシが食べたタンドリーチキンは1Wもの。 ワタシの塩っ辛い話を静かに聞きつつ 彼が次のタンドリーチキンを仕込み始めました。 この日のワタシが此処で 流した涙は 何も無かったように この空間の何処かに消えていくでしょうね。 ありがたいことです。 ココに居てくれてありがとね〜とか ワタシを知っていてくれてありがとね〜とか 彼にも お礼らしきこと言いたいところですが 今はぐっと我慢して 最期に とっておく事にします。 へへっ、楽しみにしていてね。 結構、感謝してるのにね。 言わないね〜。なかなか。 出来る事なら どんな時も ありがとね〜でココロを満たしていたい そう思っていたんだな、ワタシ。 エンディングノートを見終えて この場所に彼が居て 大事な気付きが完成しました。 人間だけだね 生きてる間ずっと親子の関係に縛られるのは ややこしいイキモノだわな〜と彼が言う。 言葉にしなよ、時々。 その想いをね。 整うんだよな。 そうすると。 そうかな。 そうかもね。 そうするわ。
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必要エネルギー考えてみる
たとえば 使うエネルギー減らす たとえば 欲望を散らす できれば 寄りかからずに自己完結 できれば 盛り上がったパッションを他の誰かの力に〜 自己発電&余剰譲与 ・・・これでどうだ! 以前の記事
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